石黒産業エクステリアカタログVol.9
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白華の予防はコンクリートブロック内部への水の浸透を阻止(防水対策)することが第一ですが、下記のような対策も有効です。白華の予防【組積商品(化粧ブロックやレンガなど)】●ブロック空洞内部に水が滞留しないようにしてください。場合によっては水抜き部を設けてください。●充填モルタルや目地モルタルに白華抑制剤を混入してください。●最上段は笠木を使用し、隙間ができないように目地詰めを行ってください。【敷設商品(インターロッキングブロックやコンクリート平板など)】●水が滞留しないよう2%程度の勾配を設けてください。●路盤が密粒度アスファルトコンクリートなどの場合は、必ず水抜きを設置してください。セメント硬化体中に含まれているアルカリ成分が、水溶液として表面に運ばれ、そこで水分のみが蒸発すると、残された成分が綿状に白く結晶化します。これが白華(エフロレッセンス)です。構造物の強度には問題はなく生成物による環境面への影響も無害ですが、商品の美観が損なわれます。白華現象とメンテナンス白華は次のような条件において発生しやすくなります高性能劣化吸水防止剤「SBマックス B-200」を使った防水対策吸水防止剤「アクアシール 200S」を使った防水対策●雨や水溜まりなどが影響。吸水率の高い製品にも注意が必要。●製造直後の若材齢時。●冬期(気温が低いとき)や梅雨時(湿度が高いとき)。●風が当たると商品の表面で水分の蒸発が進むため発生しやすい。●モルタルなどからも多く発生。とくに空練りモルタルは発生の可能性が高い。1 2 3 4 コンクリート、モルタル中の可溶性アルカリ・カルシウム成分雨・雪・霜や散水によって水に溶け出す コンクリート、モルタルの表面に移動 乾燥して水分が蒸発し結晶化 水酸化カルシウム Ca(OH)2 硫酸ナトリウム Na2SO4 硫酸カリウム K2SO4 白華により、製品の性能が損なわれることはありません。また、環境や人体への悪影響もありません。しかし製品の美観が損なわれることから、問題視される場合があります。白華の例この部分のブロック内部に水が滞留しているため、白華が発生していると思われます。・ SBマックスを原液のままポリバケツ等に取り、ローラー・刷毛等を使用して、下から上へしごき上げるように2回塗布します。・ SBマックスは塗布後の反応が早いため、すばやく同じ部位に2度塗布をしてください。・ 適切な基本塗布量は飽和量です。コンクリート製品の場合、通常1ℓあたり4〜5㎡(1㎡あたり0.2〜0.3ℓ)程度です(基材の材質や劣化状態等により異なります)。・ ‌塗布方法は、スプレー、刷毛、ローラーのいずれも可能です。標準塗布量は、0.3〜0.4ℓ/㎡です。スプレーの場合は、空中に飛散しますので、やや多めに塗布してください。・ ‌ブロック内部に十分浸透させるため、一度に厚塗りせず30分間隔で3回程度に分けて、ムラなく塗布してください。・ ‌乾燥は自然乾燥とし、水がかからないように注意してください(夏期1時間、冬期6時間以上)。荷姿:4ℓ(4.5㎏) /20ℓ(22.5㎏)標準使用量:0.2〜0.3ℓ/㎡(コンクリート製品に塗布した場合)荷姿:4ℓ(3.5㎏) /16ℓ(13.0㎏)標準使用量:0.3〜0.4ℓ/㎡(コンクリート製品へ塗布した場合) ご注意・薄めずにそのままご使用ください。・晴れた日を選んで施工してください。・塗布作業は、ブロック組積終了後、夏期3日目以降、冬期7日目以降に行ってください。・塗布する前に、処理面の汚れを取り除き、乾燥した状態にしてください。汚れを取り除くために水洗いした場合、乾燥期間は夏期1日、冬期3日間以上です。・必ず目立たない場所で試験施工を行ってください(素材により多少色が濃く仕上がる場合があります)。・吸水率の低いタイルや石材等に塗布をする場合は、SBマックスの余剰分が表面結晶の原因となりますので、塗布直後に余剰分を水で硬く絞ったウエスでしっかり拭き取ってください。・ガラス、アルミ、植物、自転車等に付着しないように注意してください。・塗布後、降雨や降雪が予想される場合には施工を中止してください。・作業時はゴム手袋、保護眼鏡、ゴム長靴等を着用してください。・アクアシールは消防法の第四類引火性液体に該当します。 取り扱いにはご注意ください。EXTERIOR CATALOG Vol.976

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